性行為によって感染してしまう病気である性病、性感染症の中に淋病と呼ばれる病気があります。
この淋病とはいったいどういった病気なのでしょうか。
淋病についてまずはどういった病気なのか説明していきたいと思います。
淋病という名称を聞いたことはあるけれど実際どういった病気なのかわからない、知らないという方も多いことかと思うんですね。
淋病は淋菌への感染をしたことによっておこる病気で、性行為によって感染するものなので性病や性感染症の一種となります。
淋菌性尿道炎と呼ばれる病気もあり、この淋菌性尿道炎に感染した場合では尿道における強い炎症、また痛みを感じるという症状が現れます。
また膿が生じることもあります。
女性の方が感染してしまった場合、また咽喉に感染してしまった場合では症状がないケースも多いです。
症状がないと淋病に感染しているということに気が付かないケースが多いので怖いんですね。
また淋病は非常に感染力の強い病気でもあります。
淋菌と呼ばれる菌が非常に感染力が強いんです。
１回の性行為によって感染する感染率は約３０％となっていて、淋菌の診断が下った場合に性器クラミジア感染症と同時感染する確率についても２０％から３０％となっています。
ですから淋病であることが検査によって分かった場合には性器クラミジア感染症の検査も必ず必要となります。
また万が一淋病であった場合には、クリニックにおいて治療を行っていくことになりますが、治療については抗生物質を用いた治療が一般的となっています。
淋病についてもできるだけ早期発見、早期治療を行うためにクリニックでの検査が必要となります。
検査について気になるのが費用かとおもいます。
淋病の検査を受ける際の費用についてですが、症状がある場合には保険が適用されるので３割負担となり費用の負担は大きく軽減されます。
ですが保険が適用されないケースもあります。
それが症状がない場合です。
淋病である場合にも症状がないケースも多くあります。
ですが不特定多数の人と性行為を行ったという淋病に感染している可能性があるのであれば検査は行ってほしいんですね。
症状がないからといって放置していると万が一感染していた場合にはひどく悪化してしまうことが考えられるからです。
症状がないと保険適用外、全額自己負担となってしまいますから費用負担はどうしても大きくなってしまいます。
ですがそれでもぜひ検査はしっかりと受けてほしいものです。